Big5-Basic


BIG5-BASICの活用

「BIG5-BASIC」は、社会人としての性格的評価(適性検査)を目的として作られました。特に採用や人材評価に有効な性格診断になります。採用時の参考資料やスクリーニングとして用いるだけではなく、職場の所属適性、モチベーション低下やストレス状況を把握することも可能です。また、51の尺度から人の性格を把握することによって、自分の特性を明らかにし、自己を評価する自己診断ツールや適性検査としても活用できます。

BIG5-BASICの特徴

「BIG5-BASIC」は、診断に対する信頼性を分析することができます。文章に対してに正確に答えているかという受験態度の歪みを計測するための虚偽尺度を設定し、自分を良く見せようとして回答したのか、あるいは逆に自分のことを悲観的に捉えて回答したのかを見抜きます。

BIG5-BASICの診断結果の見方

大きく分けて「性格的特徴」「Big5(五つの性格傾向)」「診断結果」の三つの項目からあなたの性格を評価します。

【性格的特徴】

一つ目はあなたの最も特徴的な長所と短所を文章で表現する「性格的特徴」です。 120問の質問文から導き出される51尺度の中で最も良い部分と悪い部分を評価しています。 ※あなたは「~」な性格で「~」な人です 上記の文章で表現しています。

【Big5(五つの性格傾向)】

診断結果では以下の五つの性格的傾向をグラフ化しています。

①外向性(外向的傾向:内向的傾向)

②協調性(協調的傾向:排他的傾向)

③勤勉性(勤勉的傾向:怠惰的傾向)

④情動性(論理的傾向:情動的傾向)

⑤創造性(創造的傾向:保守的傾向)

【診断結果】

Big5理論の上位項目として「交流力」「調和力」「社会適応力」「精神力」「創造力」という項目を作成し、社会に対する接し方を文章で表しています。現代社会において重要な「ストレス状況」「ストレス耐性」の二つの項目を追加した合計7項目に解説文を加え、分かりやすく表現しています。それぞれ主要項目には偏差値があり、評価文の項目では偏差値に応じた得点が評価文と共に表示されます。それぞれ先の主要尺度の上位項目になります。

【テストの信頼性】の尺度としては「見栄を張る傾向」「本音を隠す傾向」「防衛・否定的に回答した傾向」の三つの尺度からこの診断に対する回答傾向を評価します。

・「見栄を張る傾向」:見栄を張った傾向を示します。高い場合は自分のことを本来の能力以上に考えた建前的な回答で、低い場合は自己評価が低く悲観的に回答した傾向であることが分かります。

・「本音を隠す傾向」:本音を隠した傾向を示します。高い場合は自分を良く見せようとして回答し、低い場合は自分の欠点を認めすぎた回答ということが分かります。

・「防衛・否定的に回答した傾向」:防衛・否定的な傾向を示します。高い場合は自分の悪いところを認めずに回答し、低い場合は悪いところを大げさに回答したと言うことが分かります。

【交流力】の尺度としては「外向性」の他「打たれ強さ」「無遠慮・横柄さ」「引きこもり傾向」「社会的不適応度」「自信過剰」の六尺度から文章を作成し、その人のコミュニケーション能力や人に対する接し方を評価しています。

・「外向性」:外向性を示します。高い場合は元気が良く積極的で、低い場合はおとなしく無口な性格です。

・「打たれ強さ」:打たれ強さを示します。高い場合は打たれ強く他人に鈍感で、低い場合は打たれ弱く他人に気を遣ってしまいます。

・「無遠慮・横柄さ」:無遠慮・横柄さを示します。高い場合は対人関係がかなり外向的で、低い場合は対人関係に内気で消極的です。

・「引きこもり傾向」:引きこもり度合を示します。高い場合は社会的接触を好み、低い場合は社会的接触を好みません。

・「社会的不適応度」:社会的不適応度を示します。高い場合は社交的で、低い場合は社交的な場が苦手なです。

・「自信過剰」:自信の度合を示します。高い場合は自信過剰で、低い場合は自分に自信がありません。

【調和力】の尺度としては「協調性」の他「八方美人」「猜疑心」「性格のひねくれ」「利己的」「反社会性」「規範の非尊重」の七尺度からあなたの対人関係の心の持ちようを評価しています。

・「協調性」:協調性を示します。高い場合は温かく親切で、低い場合は疑い深く利己的です。

・「八方美人」:八方美人の度合を示します。高い場合は他人に敵意のなさを強調し、低い場合は敵意を隠しません。

・「猜疑心」:猜疑心を示します。高い場合は他人に鈍感で無関心、低い場合は頑固で怒りっぽい性格です。

・「性格のひねくれ」:性格のひねくれ具合を示します。高い場合は素直で融通が利き、低い場合は不安や敵意を表に出さず、他人に固い印象を与えます。

・「利己的」:利己的な傾向を示します。高い場合は他人に肯定的で協調性があり、低い場合は他人に否定的で誠意がありません。

・「反社会性」:反社会的行動をとる度合を示します。高い場合は反社会的行動を起こしにくく、低い場合は反社会的行動を起こしやすい傾向があります。

・「規範の非尊重」:社会規範を尊重する傾向を示します。高い場合は社会的規範を尊重し、低い場合は社会的規範を尊重しません。

【社会適応力】の尺度としては「勤勉性」の他「非良識性」「冷静さ」「偏見」「責任感」の六尺度からあなたの真面目さや責任感の有無を評価しています。

・「勤勉性」:勤勉性を示します。高い場合は責任感があり仕事熱心で、低い場合は根気がなく無責任です。

・「非良識性」:良識性を示します。高い場合は良識があり、低い場合は良識性が低い人です。

・「冷静さ」:冷静さを示します。高い場合は物事を冷静に判断し、低い場合は判断が感情的です。

・「偏見」:偏見を持つ度合を示します。高い場合は人の考えに寛容で心が広く、低い場合は偏見が強く心が狭い人です。

・「責任感」:責任感・義務感の度合を示します。高い場合は責任感があり信頼できる人で、低い場合は責任感がなく信頼できない人です。

【精神力】の尺度としては「情緒安定性」の他「劣等感」「感情性」「競争心」「攻撃衝動」「寛大さ」「神経質」の8尺度から精神的な強さ等の心のあり方を評価しています。

・「情緒安定性」:情緒安定性を示します。高い場合は心が安定し気楽で、低い場合は悩みやすく神経質です。

・「劣等感」:劣等感の度合を示します。高い場合は劣等感が弱く、低い場合は劣等感が強い人です。

・「感情性」:冷静さを示します。高い場合は物事を冷静に判断し、低い場合は判断が感情的です。

・「競争心」:競争心の度合を示します。高い場合はのんきで受動的で、低い場合は攻撃的で競争心が強い人です。

・「攻撃衝動」:攻撃衝動の度合を示します。高い場合は攻撃衝動が抑えられる人で、低い場合は攻撃衝動が抑えられない人です。

・「寛大さ」:心の広さ、寛大さを示します。高い場合は他人に寛大で、低い場合は他人に不信感を持ちやすい傾向にあります。

・「神経質」:神経質の度合を示します。高い場合は情緒が安定し、低い場合は不安や緊張が高い傾向にあります。

【想像力】の尺度としては「知的好奇心」の他「依存心」「無自信」「リーダーシップ」「教育能力」「論理的思考」の六尺度から様々な知的性格部分を総合的に分析しています。

・「知的好奇心」:知的好奇心を示します。高い場合は知識の範囲が広く創造的で、低い場合は好奇心に乏しく考えるのが苦手な人です。

・「依存心」:依存心を示します。高い場合は独立的で、低い場合は他人への依存心が強い人です。

・「無自信」:自己否定の度合を示します。高い場合は自信があり自己主張できる人で、低い場合は自信がなく他人の影響を受けやすい人です。

・「リーダーシップ」:リーダーシップを示します。高い場合は確信が強く障害を克服する人で、抵い場合は自己主張せず、他人に責任をとってもらう人です。

・「教育能力」:教育能力を示します。高い場合は自分の知識を人に教えるのが得意な人で、低い場合は人に教えるのが苦手な人です。

・「論理的思考」:論理的思考の度合を示します。高い場合は物事を論理的・現実的に考える人で、低い場合は頭が固く皮肉的な人です。

【ストレス状況】の尺度としては「悲観傾向」「不安感」「恐怖心」「極度なストレス」「心労」「心の問題」の六尺度からあなたの現在のストレス状況を評価しています。

・「悲観傾向」:悲観的な度合を示します。高い場合は楽観的で低い場合は悲観的です。

・「不安感」:不安感を示します。高い場合は不安や心配を容認し自信があり、低い場合は罪悪感が強く将来に不安を持っています。

・「恐怖心」:恐怖心を示します。高い場合は落ち着いて不安感はあまり無く、低い場合は落ち着きがなく常に不安をかかえています。

・「極度なストレス」:極度なストレスを示します。高い場合は強いストレスを受けていない状態で、低い場合は何か強いストレスを受けている状態です。

・「心労」:心労の度合を示します。高い場合は精神的に疲れていない状態で、低い場合は精神的に疲れている状態です。

・「心の問題」:心の問題の度合を示します。高い場合は心に問題を抱えていない状態で、低い場合は何か心に問題を抱えています。

【ストレス耐性】の尺度としては「問題対処能力」「感受性」「ストレスの受容」「正常性」の四尺度からあなたのストレスへの耐性を評価しています。

・「感受性」:感受性の度合を示します。高い場合はストレスのかかる状況で不安や緊張に捕らわれにくく、低い場合は感受性が高くストレスのかかる状況に弱い人です。

・「ストレスの受容」:ストレスの受け止め方を示します。高い場合はストレスから逃げない人で、低い場合はストレスから逃げようとする人です。

・「正常性」:正常性を示します。高い場合は精神的に問題を抱えていない人で、低い場合は精神的問題を抱えている人です。