性格診断【BIG5-BASIC】とは | ビッグファイブ性格診断【BIG5-BASIC】

ビッグファイブ性格診断  BIG5-BASIC


【BIG5-BASIC】とは


【BIG5-BASIC】は、心理学研究の中で最も支持されている「ビッグファイブ理論」に基づく、無料の性格診断・心理テストです。占いや血液型のようなユニークな性格診断とは違い、心理学的に最も信憑性の高い科学的な性格診断になります。120問の質問文に対する回答傾向を統計学的に分析し、51の心理尺度・2000文字に及ぶ詳細な診断結果からあなたの性格を分析します。


自己分析の方法は様々ありますが、本サイトのような科学的な性格診断を用いて自分の性格を客観的に把握する方法が一番簡単です。


まずは診断を行っていただき、個人やキャリアコンサルタント等で利用する場合は自己理解を深めるための自己診断ツールとして、また企業の場合は簡易的なスクリーニング検査や適性検査(人材アセスメントツール)としてご活用下さい。



【BIG5-BASIC】の活用方法


「BIG5-BASIC」は、社会人としての性格的評価を主な目的として作成された適性検査です。個人として自己を評価する自己診断ツールとして活用するだけでなく、企業の採用時の参考資料や現有社員の所属適性、モチベーション低下やストレス状況を把握することも可能です。



また「BIG5-BASIC」の最大の特徴としては、検査に対する信頼性が計測できる「テストの信頼性」にあります。受験態度の歪みを計測するための「虚偽尺度」を設定し、検査に対して正確に答えようとしているかを知ることができます。自分を良く見せようとして回答したのか、あるいは逆に自分のことを悲観的に捉えて回答したのかを見抜きます。

企業として活用する場合、受験者は会社の評価と直結すると考えるため、どうしても本当の性格が表れにくい傾向があります。そこで【BIG5-BASIC】ではテストの信頼性を確認し、偽りのない性格がテストに表れているかどうか、再度診断する必要があるかなどを判断することができます。何度試しても変化のない場合はその人の本質的な性格の場合もあります。



【BIG5-BASIC】の診断結果の解説


大きく分けて「性格的特徴(自分の長所・短所)」「5つの性格傾向(ビッグファイブ)」「診断結果」の3つの項目から性格を評価します。

「性格的特徴」は最も個性のある性格的長所と短所を文章で表現します。また「5つの性格傾向」ではビッグファイブ理論に基づく性格傾向をグラフ化します。「診断結果」からは全51尺度から計測された偏差値より導き出された、詳細な解説によって性格を明らかにします。



性格的特徴(自分の長所・短所)

Big5-Basic診断結果 性格的長所と短所


結果最上部の文章は、あなたの最も特徴的な長所と短所を文章で表現する「性格的特徴」になります。120問の質問文の回答から導き出される51の心理尺度の中で、最も良い部分と悪い部分を評価しています。

※『あなたは「~」な性格で「~」な人です』という文章で表現しています。



5つの性格傾向(ビッグ・ファイブ)


Big5-Basic診断結果グラフ


診断結果ではビッグファイブ理論に基づき、以下の5つの性格的傾向をグラフ化しパーセントで傾向を表現しています。


 ●外向性(外向的傾向⇔内向的傾向)


 ●協調性(協調的傾向⇔排他的傾向)


 ●勤勉性(勤勉的傾向⇔怠惰的傾向)


 ●情動性(論理的傾向⇔情動的傾向)


 ●創造性(創造的傾向⇔保守的傾向)


上記5つの要素の強弱の傾向で診断者の性格を視覚的に把握します。




性格診断結果の見方


【BIG5-BASIC】では、ビッグファイブ理論の上位項目として「交流力」「調和力」「社会適応力」「精神力」「創造力」という項目を作成し、社会に対する接し方を文章で表現しています。上記5尺度に加えて、診断者のテストに対する姿勢を測る「テストの信頼性」、現代社会において重要な「ストレス状況」「ストレス耐性」の3つの項目を追加した合計8項目に解説文を加え、性格的特徴を分かりやすく表現しています。

それぞれ主要項目には偏差値があり、評価文の項目では偏差値に応じた得点が表示されます。「交流力」「調和力」「社会適応力」「精神力」「創造力」の五つがビッグファイブ理論の上位項目になります。



【BIG5-BASIC】で分かる8つの性格的特徴


【BIG5-BASIC】性格診断の結果はビックファイブ理論の5要素を含めた合計51の心理尺度から診断者の性格を詳細に解説します。

大きく「1.テストの信頼性」「2.交流力」「3.調和力」「4.社会適応力」「5.精神力」「6.創造力」「7.ストレス状況」「8.ストレス耐性」に分かれ、その中の詳細な要素一つ一つに偏差値に合わせた解説文を作成し性格を表現します。【BIG5-BASIC】の主要8尺度、51要素を以下に解説します。



1.テストの信頼性

「テストの信頼性」の尺度としては「見栄を張る傾向」「本音を隠す傾向」「防衛・否定的に回答した傾向」の3つの尺度からこの診断に対する回答傾向を評価します。

Big5-Basic診断結果 テストの信頼性


●  見栄を張る傾向

見栄を張った傾向を示します。高い場合は自分のことを本来の能力以上に考えた建前的な回答で、低い場合は自己評価が低く悲観的に回答した傾向であることが分かります。


●  本音を隠す傾向

本音を隠した傾向を示します。高い場合は自分を良く見せようとして回答し、低い場合は自分の欠点を認めすぎた回答ということが分かります。


●  防衛・否定的に回答した傾向

防衛・否定的な傾向を示します。高い場合は自分の悪いところを認めずに回答し、低い場合は悪いところを大げさに回答したと言うことが分かります。



2.交流力

「交流力」の尺度としては「外向性」の他「打たれ強さ」「無遠慮・横柄さ」「引きこもり傾向」「社会的不適応度」「自信過剰」の6尺度から文章を作成し、その人のコミュニケーション能力や人に対する接し方を評価しています。

Big5-Basic診断結果 交流力


●  外向性

外向性を示します。高い場合は元気が良く積極的で、低い場合はおとなしく無口な性格です。


●  打たれ強さ

打たれ強さを示します。高い場合は打たれ強く他人に鈍感で、低い場合は打たれ弱く他人に気を遣ってしまいます。


●  無遠慮・横柄さ

無遠慮・横柄さを示します。高い場合は対人関係がかなり外向的で、低い場合は対人関係に内気で消極的です。


●  引きこもり傾向

引きこもり度合を示します。高い場合は社会的接触を好み、低い場合は社会的接触を好みません。


●  社会的不適応度

社会的不適応度を示します。高い場合は社交的で、低い場合は社交的な場が苦手です。


●  自信過剰

自信の度合を示します。高い場合は自信過剰で、低い場合は自分に自信がありません。



3.調和力

「調和力」の尺度としては「協調性」の他「八方美人」「猜疑心」「性格のひねくれ」「利己的」「反社会性」「規範の尊重」の7尺度からあなたの対人関係の心の持ち様を評価しています。

Big5-Basic診断結果 調和力


●  協調性

協調性を示します。高い場合は温かく親切で、低い場合は疑い深く利己的です。


●  八方美人

八方美人の度合を示します。高い場合は他人に敵意のなさを強調し、低い場合は敵意を隠しません。


●  猜疑心

猜疑心を示します。高い場合は他人に鈍感で無関心、低い場合は頑固で怒りっぽい性格です。


●  性格のひねくれ

性格のひねくれ具合を示します。高い場合は素直で融通が利き、低い場合は不安や敵意を表に出さず、他人に固い印象を与えます。


●  利己的

利己的な傾向を示します。高い場合は他人に肯定的で協調性があり、低い場合は他人に否定的で誠意がありません。


●  反社会性

反社会的行動をとる度合を示します。高い場合は反社会的行動を起こしにくく、低い場合は反社会的行動を起こしやすい傾向があります。


●  規範の尊重

社会規範を尊重する傾向を示します。高い場合は社会的規範を尊重し、低い場合は社会的規範を尊重しません。



4.社会適応力

「社会適応力」の尺度としては「勤勉性」の他「良識性」「冷静さ」「偏見」「責任感」の6尺度からあなたの真面目さや責任感の有無を評価しています。

Big5-Basic診断結果 社会適応力


●  勤勉性

勤勉性を示します。高い場合は責任感があり仕事熱心で、低い場合は根気がなく無責任です。


●  良識性

良識性を示します。高い場合は良識があり、低い場合は良識性が低い人です。


●  冷静さ

冷静さを示します。高い場合は物事を冷静に判断し、低い場合は判断が感情的です。


●  偏見

偏見を持つ度合を示します。高い場合は人の考えに寛容で心が広く、低い場合は偏見が強く心が狭い人です。


●  責任感

責任感・義務感の度合を示します。高い場合は責任感があり信頼できる人で、低い場合は責任感がなく信頼できない人です。



5.精神力

「精神力」の尺度としては「情緒安定性」の他「劣等感」「感情性」「競争心」「攻撃衝動」「寛大さ」「神経質」の8尺度から精神的な強さ等の心のあり方を評価しています。

Big5-Basic診断結果 精神力


●  情緒安定性

情緒安定性を示します。高い場合は心が安定し気楽で、低い場合は悩みやすく神経質です。


●  劣等感

劣等感の度合を示します。高い場合は劣等感が弱く、低い場合は劣等感が強い人です。


●  感情性

冷静さを示します。高い場合は物事を冷静に判断し、低い場合は判断が感情的です。


●  競争心

競争心の度合を示します。高い場合はのんきで受動的で、低い場合は攻撃的で競争心が強い人です。


●  攻撃衝動

攻撃衝動の度合を示します。高い場合は攻撃衝動が抑えられる人で、低い場合は攻撃衝動が抑えられない人です。


●  寛大さ

心の広さ、寛大さを示します。高い場合は他人に寛大で、低い場合は他人に不信感を持ちやすい傾向にあります。


●  神経質

神経質の度合を示します。高い場合は情緒が安定し、低い場合は不安や緊張が高い傾向にあります。



6.想像力

「創造力」の尺度としては「知的好奇心」の他「依存心」「自信」「リーダーシップ」「教育能力」「論理的思考」の6尺度から様々な知的性格部分を総合的に分析しています。

Big5-Basic診断結果 創造力


●  知的好奇心

知的好奇心を示します。高い場合は知識の範囲が広く創造的で、低い場合は好奇心に乏しく考えるのが苦手な人です。


●  依存心

依存心を示します。高い場合は独立的で、低い場合は他人への依存心が強い人です。


●  自信

自己否定の度合を示します。高い場合は自信があり自己主張できる人で、低い場合は自信がなく他人の影響を受けやすい人です。


●  リーダーシップ

リーダーシップを示します。高い場合は確信が強く障害を克服する人で、低い場合は自己主張せず、他人に責任をとってもらう人です。


●  教育能力

教育能力を示します。高い場合は自分の知識を人に教えるのが得意な人で、低い場合は人に教えるのが苦手な人です。


●  論理的思考

論理的思考の度合を示します。高い場合は物事を論理的・現実的に考える人で、低い場合は頭が固く皮肉的な人です。



7.ストレス状況

「ストレス状況」の尺度としては「悲観傾向」「不安感」「恐怖心」「極度なストレス」「心労」「心の問題」の6尺度からあなたの現在のストレス状況を評価しています。

Big5-Basic診断結果 ストレス


●  悲観傾向

悲観的な度合を示します。高い場合は楽観的で低い場合は悲観的です。


●  不安感

不安感を示します。高い場合は不安や心配を容認し自信があり、低い場合は罪悪感が強く将来に不安を持っています。


●  恐怖心

恐怖心を示します。高い場合は落ち着いて不安感はあまり無く、低い場合は落ち着きがなく常に不安をかかえています。


●  極度なストレス

極度なストレスを示します。高い場合は強いストレスを受けていない状態で、低い場合は何か強いストレスを受けている状態です。


●  心労

心労の度合を示します。高い場合は精神的に疲れていない状態で、低い場合は精神的に疲れている状態です。


●  心の問題

心の問題の度合を示します。高い場合は心に問題を抱えていない状態で、低い場合は何か心に問題を抱えています。



8.ストレス耐性

「ストレス耐性」の尺度としては「問題対処能力」「感受性」「ストレスの受容」「正常性」の4尺度からあなたのストレスへの耐性を評価しています。


Big5-Basic診断結果 ストレス耐性

●  問題対処能力

問題対処能力を示します。高い場合は問題対処能力がある人で、低い場合は問題対処能力が低い人です。


●  感受性

感受性の度合を示します。高い場合はストレスのかかる状況で不安や緊張に捕らわれにくく、低い場合は感受性が高くストレスのかかる状況に弱い人です。


●  ストレスの受容

ストレスの受け止め方を示します。高い場合はストレスから逃げない人で、低い場合はストレスから逃げようとする人です。


●  正常性

正常性を示します。高い場合は精神的に問題を抱えていない人で、低い場合は精神的問題を抱えている人です。




他の性格診断や心理テストとの違い

【BIG5-BASIC】は他の性格診断や心理テストと違い、多くの構成要素から人の性格を文章化し、表現しています。そのため文章的に矛盾が生じることや、人によってはシビア(辛口)な表現になってしまう場合があります。

また【BIG5-BASIC】のもう一つの大きな特徴として「テストの信頼性」を評価する項目があり、診断に対する信頼性を指摘します。自分を良くとらえている、あるいは自分を悲観的に見ているという現在の自己のとらえ方を知ることができます。テストの信頼性の部分をよく読み診断結果を評価していただければと思います。

性格の部分は大きく変わることはありませんが、複数回受けるメリットとしてストレス状態を確認できる項目を設けています。現在のストレス状況の把握に役立ててください。自分の性格傾向の把握や自己理解を深めるために多くの方々にご利用いただければ幸いです。


※本サイトと他サイトの診断を比較したブログ「BIG5-BASIC Blog」もご参照ください。



BIG5-BASIC Blog



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