キャリア診断データ

キャリア診断を受けた6,778人の性格タイプ

多かったのは観察型と共感型 ── 16タイプ別・年代別のデータ(2026年9月)

BIG5-BASICのキャリア診断は、120問のビッグファイブ診断の結果から「働き方タイプ」「強み」「向いている環境」を表示する無料の機能です。累計の利用者が2万人を超えたのを機に、キャリア結果ページを閲覧した受検者6,778人(2026年3月11日[リニューアル公開日]〜9月22日・信頼性D除外)の性格タイプを、2026年3月6日〜9月22日の全受検者94,353人(信頼性D除外)と比べました。

📊 この記事の要点

・上位3タイプは全受検者と同じ顔ぶれ:マイペースな観察型 16.2%、革新を牽引するリーダー型 14.8%、優しく受け止める共感型 10.8%

・ただし全受検者と比べると、観察型(+1.8pt)と共感型(+1.6pt)が多く、イノベーター型(−1.0pt)・リーダー型(−0.8pt)・研究型(−0.7pt)が少ない

・因子で見ると、キャリア診断を受けた人は外向性・勤勉性・創造性が高い側の割合が約3pt低く、協調性は約1pt高い。年代構成をそろえてもこの差は残る

・年代別の1位は、10〜30代が観察型、40代・50代はリーダー型(50代では31.6%)

対象は、BIG5-BASICの診断を完了したあとにキャリア結果ページを表示した受検者です。リニューアル公開日で閲覧記録の起点でもある2026年3月11日から9月22日までの分を集計し、回答の信頼性がDランクの人は除いています。比較対象は、同じく信頼性D除外・2026年3月6日以降の全受検者94,353人です。

タイプは、キャリア診断で使っている16分類(外向性E・協調性A・勤勉性C・創造性Oの高低の組み合わせ。情動性Nは含まない)です。各因子は基準値50以上を「高い側」としています。

入口ページの「累計2万人」は、キャリア診断の入口から受検した人数の運営集計です。本記事の6,778人は「キャリア結果ページを実際に閲覧した受検者」で、数え方が違います。記事の数値はすべて後者に基づきます。

「年代調整後の差」は、全受検者の年代ごとのタイプ割合を、キャリア診断を受けた人の年代構成に合わせて計算し直したうえでの差です(年代不明も1区分として含めています)。年代構成の違い(20代が34.5%対28.7%など)による見かけの差を除いています。

順位タイプ人数キャリア診断全受検者年代調整後の差(pt)
1マイペースな観察型
E-A-C-O-
1,09916.2%14.4%+1.8
2革新を牽引するリーダー型
E+A+C+O+
1,00314.8%15.7%-0.8
3優しく受け止める共感型
E-A+C-O-
73310.8%9.1%+1.6
4信頼を束ねる実直推進型
E+A+C+O-
4616.8%6.9%-0.2
5内省を深める夢想型
E-A-C-O+
4606.8%6.8%-0.0
6場を温めるムードメーカー型
E+A+C-O-
4156.1%5.9%+0.1
7静かに変える戦略型
E-A+C+O+
3695.4%5.4%+0.2
8独立志向のイノベーター型
E+A-C+O+
3605.3%6.4%-1.0
9一人で究める研究型
E-A-C+O+
3094.6%5.4%-0.7
10縁の下を支える職人型
E-A+C+O-
2904.3%4.0%+0.3
11直感で動く開拓型
E+A-C-O+
2734.0%4.5%-0.5
12自由を貫く行動型
E+A-C-O-
2623.9%4.1%-0.3
13人を繋ぐ発想型
E+A+C-O+
2393.5%3.6%-0.2
14繊細に感じ取る創造型
E-A+C-O+
2173.2%3.1%+0.1
15黙々と完遂するスペシャリスト型
E-A-C+O-
1602.4%2.6%-0.2
16結果で語る実力主義型
E+A-C+O-
1291.9%2.1%-0.2

色付きは差が±0.6pt以上のタイプ。人数はキャリア結果ページ閲覧者(N=6,778)。全受検者はN=94,353。

上位3タイプは全受検者と同じですが、順位の中身は少し違います。全受検者では「革新を牽引するリーダー型」が1位(15.7%)で「マイペースな観察型」が2位(14.4%)なのに対し、キャリア診断を受けた人では観察型が1位(16.2%)でリーダー型が2位(14.8%)に入れ替わっています。

全受検者より多かったタイプ

マイペースな観察型E-A-C-O- 16.2%(+1.8pt)

4因子すべてが低い側の組み合わせ(タイプ説明:自分のリズムで生きる観察者)。全受検者でも2番目に多いタイプですが、キャリア診断を受けた人の中では1位で、差も16タイプ中で最大でした。

優しく受け止める共感型E-A+C-O- 10.8%(+1.6pt)

内向的で協調性が高いタイプ(タイプ説明:受容と共感で寄り添う人)。全受検者では9.2%、キャリア診断を受けた人では10.8%で、観察型に次いで差が大きいタイプです。

縁の下を支える職人型E-A+C+O- 4.3%(+0.3pt)

内向的・協調的で勤勉なタイプ(タイプ説明:誠実に完遂する縁の下の力)。差は小さいものの、全受検者より多い側に入りました。

全受検者より少なかったタイプ

独立志向のイノベーター型E+A-C+O+ 5.3%(−1.0pt)

外向的で勤勉、創造性も高く、協調性は低い側(タイプ説明:孤高の探究型推進家)。少ない側では最も差が大きいタイプです。

革新を牽引するリーダー型E+A+C+O+ 14.8%(−0.8pt)

4因子すべてが高い側。全受検者では1位のタイプですが、キャリア診断を受けた人の中では2位です。

一人で究める研究型E-A-C+O+ 4.6%(−0.7pt)

内向的で勤勉・創造性が高いタイプ(タイプ説明:孤独に掘り下げる専門家)。全受検者では5.2%、キャリア診断を受けた人では4.6%でした。

16タイプを因子ごとにまとめ直すと、傾向がはっきりします。キャリア診断を受けた人は、外向性・勤勉性・創造性が「高い側」の割合が全受検者より約3pt低く、協調性だけが約1pt高くなっています。年代構成をそろえた比較でも同じ方向です。

因子キャリア診断全受検者(年代調整後)差(pt)
外向性(E)が高い側の割合46.3%49.6%-3.2
協調性(A)が高い側の割合55.0%53.8%+1.1
勤勉性(C)が高い側の割合45.4%48.1%-2.6
創造性(O)が高い側の割合47.6%50.5%-2.9

まとめると、キャリア診断を受けた人は全受検者と比べて内向的で、慎重で、堅実寄りで、協調性はやや高い方向に偏っています。差はいずれも数ポイントで、「まったく違う集団」ではなく「同じ集団の中で少し偏っている」程度の大きさです。

年代ごとに見ると、10代から30代までは観察型が1位で、40代からリーダー型が1位になります。50代ではリーダー型が3人に1人を占めます。60代は35人と少ないため掲載していません。

年代人数1位2位3位
10代1,753マイペースな観察型
16.4%
優しく受け止める共感型
12.0%
革新を牽引するリーダー型
10.6%
20代2,340マイペースな観察型
16.4%
革新を牽引するリーダー型
15.9%
優しく受け止める共感型
11.4%
30代838マイペースな観察型
16.8%
革新を牽引するリーダー型
14.8%
優しく受け止める共感型
11.2%
40代354革新を牽引するリーダー型
22.9%
マイペースな観察型
13.8%
静かに変える戦略型
9.3%
50代158革新を牽引するリーダー型
31.6%
一人で究める研究型
10.8%
独立志向のイノベーター型
8.9%

この年代差は、年齢とともに性格が変わったのか、年代によってキャリア診断を受ける人の層が違うのか、このデータだけでは分かりません。年代が上がるほど人数が減るので、40代・50代の割合は幅を持って読んでください。

本記事の数値は、自発的にWeb診断を受けた人のデータで、日本の働く人全体を代表するものではありません。「キャリア診断を受けたこと」と性格タイプの関連を示したもので、性格がその行動の原因であることを示すものではありません。

キャリア結果ページに表示される「向いている環境」「強み」は、タイプごとにBIG5-BASICが設定している説明文で、利用者が実際に適職だと回答した結果ではありません。本記事はその文言の当否を検証したものではなく、タイプの分布だけを扱っています。

集計条件(対象期間・除外条件・年代調整の方法)の考え方は測定方法・データ分析方針に、全受検者の最新データはDataLabにまとめています。

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本記事の数値の引用は、出典明記(「BIG5-BASIC キャリア診断を受けた6,778人の性格タイプ」+本URLへのリンク)の上で自由に行えます。

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