月次レポート / 2026年9月号

日本人の幸福度、今月の発見5選(2026年9月)

BHI5(日本人幸福指数)第5号 ── 38,610人の最新データで何が変わったか

BIG5-BASICが月次で更新する独自指標BHI5(日本人幸福指数)の2026年9月号(第5号)が公開されました。全国BHI5(生活実感統合版)は81.79(N=38,610/前号比−0.06)。2号連続の小幅低下ですが、変化幅は統合版を採用してから最小で、4時点の幅も0.25ポイントに収まっています。本記事では、47都道府県・年代・業種・健康状態の全データを収めた本体ダッシュボードから、今月特に注目すべき5つの発見だけを厳選して速報します。

発見 1 ── 最下位が交代

都道府県の最下位は鳥取から福井へ。熊本は4号連続の1位

採用基準N≥50を47都道府県すべてが満たしたのは2号連続。1位は熊本県84.28で第2号から4号連続、2位も東京都(83.74)で前号と同じ顔ぶれです。3位には前号6位の茨城県(82.80)が入り、前号3位の香川県は6位(82.41)に下がりました。下位では前号最下位の鳥取県が42位(79.81)へ上がり、今号の最下位は前号46位だった福井県(78.78)です。1位と最下位の差は5.50ポイント(前号6.04)。上位・下位とも各県の母数は数十〜数百人の規模なので、順位は号ごとに入れ替わりうる前提で読んでください。

順位都道府県BHI5(統合版)N
1位熊本県84.28339
2位東京都83.745,530
3位茨城県82.80602
45位佐賀県79.4690
46位岩手県79.33203
47位福井県78.78126

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発見 2 ── 年代の底は2号連続

幸福度が最も低い年代は、今号も10代

前号で30代から入れ替わった「10代が最低」の構図が今号も続き、2号連続となりました。10代は80.97、30代は81.35で、その差は0.38ポイント(前号0.40)。10代の母数は11,605人まで増えており、一時的な揺れではなく安定した水準として見えてきています。年齢が上がるほどBHI5が上昇し、60代以上(85.92)で大きく跳ねる基本構造は5号連続で変わっていません。

年代BHI5(統合版)N
10代(今号の最低)80.9711,605
20代82.2612,475
30代81.356,543
40代83.123,231
50代83.881,460
60代以上(最高)85.92337

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発見 3 ── 再現性の確認

健康の段差+37.70pt、4号連続で+37.5〜37.8ptの帯

主観的健康感が1(良くない)の層と5(非常に良い)の層のBHI5差は、今号+37.70pt(61.35→99.05)。第2号+37.74pt、第3号+37.57pt、第4号+37.76ptに続き、母数が第2号の4.7倍になっても同じ帯に収まりました。隣接段差も+8.60/+9.50/+10.12/+9.48とほぼ等間隔です。年代差(4.95pt)・地域差(5.50pt)・業種差(6.33pt)を大きく上回り、BHI5で最大の説明軸であることが改めて確認されています。

健康と幸福の連動を深掘りした解説記事

発見 4 ── 二つの版の差は横ばいへ

統合版と満足度版の差は+0.20pt。縮小ペースは鈍化

BHI5には正式定義の「生活実感統合版」と、第1号互換の「満足度版」があります。両者の差は第2号+0.50 → 第3号+0.39 → 第4号+0.22 → 第5号+0.20と縮小傾向は続いていますが、今号の縮小幅は0.02ポイントにとどまり、ほぼ横ばいになりました。健康感への回答率上昇は背景の一つと考えられますが、両版の差はサンプル構成の変化でも動くため、回答率だけが原因とは断定できません。差が0.2pt前後で安定するのか、さらに縮むのかは今後数号の観察で判断します。

統合版満足度版
第2号(2026年6月)81.9381.43+0.50
第3号(2026年7月)82.0481.65+0.39
第4号(2026年8月)81.8581.63+0.22
第5号(2026年9月)81.7981.59+0.20

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発見 5 ── 業種ランキング

コンサルが3号連続の首位。業種差は今号も地域差より大きい

コンサルが87.46で3号連続の1位。2位教育・研究(85.78)、3位金融・保険(85.49)と上位の顔ぶれも前号から変わりません。最下位は小売・流通(81.13)で、1位との差は6.33ポイント。都道府県の1位・最下位差(5.50pt)を上回っており、「どこに住むか」以上に「どの業界で働くか」が幸福度と連動するという観察が今号でも維持されました。下位3業種のうち11位は前号のメーカー・製造から医療・福祉(82.37)に入れ替わっています。

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この調査について

集計責任:BIG5-BASIC データ分析チーム / 対象:2026年3月6日〜8月31日の受検者のうち生活満足度・主観的健康感の両方に回答した38,610人(信頼性ランクD 1,829人を除外) / 注意:自発的にWeb診断を受検したユーザーの集計であり、日本人全体の代表サンプルではありません / 引用:出典「BIG5-BASIC BHI5(日本人幸福指数)2026年9月号」を明記の上、自由に引用いただけます(引用ポリシー)。

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日本人の幸福度ランキング 2026年9月版|都道府県・年代・業種別 38,610人調査【BHI5】

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BIG5-BASIC データチーム (2026).
「日本人の幸福度、今月の発見5選(2026年9月)|最下位が福井へ交代・熊本4号連続1位【BHI5第5号】」.
https://big5-basic.com/front/column/bhi5-2026-09

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